2009年 バッハへの旅(2009年6月10日―22日


  毎年恒例の「バッハへの旅」。2000年にこの旅を始めて以来、

10年目を迎えました。

おかげさまで浸透してきたのか、今回も満席となりましたが、

直前に新型インフルエンザ騒ぎが起こり若干のキャンセルが出ることに。

けれど、音楽ツアーとしては盛況であることには変わりなく、

ご参加者もみなさま素晴らしい方ばかりで、和気あいあいとした旅と

なりました。


これもツアー恒例のライプツィヒのバッハフェスティバルでは、

バッハゆかりの聖トーマス教会で、「マタイ」「ロ短調」の二大傑作を聴く

幸運に恵まれることに。

とりわけドイツの俊英指揮者、トーマス・ヘンゲルブロックの指揮した

「ロ短調」は、毎年「ロ短調」でしめくくられるこのフェスティバルの

演奏史上に残る名演であったように思いました。

初夏のドイツ名物、白アスパラも堪能。各地のビールやワインも美味でした。

ご参加20名。

 


ライプツィヒ・バッハフェスティバルでの主な鑑賞コンサート

 

6月18日 ゲヴァントハウス大ホール メンデルスゾーン オラトリオ「聖パウロ」

    (ブロムシュテット指揮、ゲヴァントハウス管弦楽団、パーペ(バス)ほか)

 

6月19日 聖トーマス教会 バッハ「マタイ受難曲」 

  (ビラー指揮、聖トーマス教会合唱団、コンチェルト・ケルン、ペツォルト

   (テノール、福音書記者)ほか)

 

6月21日(ファイナルコンサート) 聖トーマス教会 バッハ「ロ短調ミサ曲」

 
(ヘンゲルブロック指揮、バルタザール・ノイマン合唱団&アンサンブル)



ミュールハウゼンの聖ブラージウス教会で、
オルガニストを囲んで
聖トーマス教会のバッハ像の前で
 
ハレの市場教会にある、ヘンデルの弾いたオルガン 初夏のドイツの味覚、白アスパラガス
 
 
 バッハが最初の妻マリア・バルバラと結婚式をあげた、
聖バルトロメオ教会
ライプツィヒ、バッハフェスティバルの
ファイナルコンサートで「ロ短調ミサ曲」を指揮する
トーマス・ヘンゲルブロック

(クレジット・Bach-Archiv Leipzig)