2008年 バッハへの旅
            (2008年6月12日―24日 
Aコース13日間、Bコース11日間)

毎年恒例の「バッハへの旅」。バッハのふるさと、

テューリンゲン地方を中心にめぐり、

ライプツィヒのバッハフェスティバルを聴くツアーです。

今年は、バッハフェスティバルのオープニングから、バッハの暮らした

町の周遊、そしてフェスティバルのファイナルコンサートまでを

含めた
13日間のAコースと、町の周遊からフェスティバルの

ファイナルまでの
Bコースを設定。

合計25席は、早々と満席になりました。ありがとうございます。

 町の周遊では、観光に加えて、

教会でのパイプオルガンコンサートを鑑賞。

ミュールハウゼンでは、いつもならバッハが勤めていた

聖ブラージウス教会のオルガンを聴くのですが、修復中ということで、

もうひとつの大きな教会、聖マリエン教会での

コンサートとなりました。

ここは、聖ブラージウス教会のバロック・オルガンと違い、

19世紀のロマンティック・オルガン。

翌日聴いた、アルンシュタットのバッハ教会のオルガンが

バロック・オルガンだったので、音色の違いを確認できた方も

多かったのではと思います。

 オールドルフの聖ミカエル教会では、毎年案内してくれる

ケーラー牧師の熱心な説明を傾聴。

その後はヴァイマール(ここでもオルガンを鑑賞)を経由して、

ドレスデンへ。ドレスデンでは、有名な歌劇場で「ラ・ボエーム」を

楽しみました(別手配)。


 ライプツィヒ・バッハフェスティバルでは、声楽、器楽、

色々なコンサートを楽しみました。個人的に印象に残ったのは、

ロシア出身でハンブルク在住のピアニスト、

コロリオフの「ゴルドベルク変奏曲」、ローレンス・ドレフェスの

ヴィオラ・ダ・ガンバ、そして毎年、「ロ短調」と決まっている

ファイナルコンサートを指揮した、ロジャー・ノリントン。

バッハの魅力を、またひとつ発見した旅でした。ご参加25名。

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ライプツィヒ・バッハフェスティバルの主な鑑賞コンサート(ツアー組み込み)

(今年のフェスティバルのテーマは、「バッハと息子たち」。
プログラムには、息子たちの作品が多くとりあげられました)

 

オープニングコンサート

バッハ:ミサ曲ト長調 ほか ビラー指揮、製トーマス教会合唱団、
ラ・ストラヴァガンツァ・ケルン

 

教会音楽コンサート

バッハ「ヨハネ受難曲」(1725年版)

ダニエル・ロイス指揮、コレギウム・ヴォカーレ・ゲント

 

教会音楽コンサート

バッハ:カンタータ第50番、JC・バッハ:マニフィカト、ほか 
ビラー指揮、聖トーマス教会合唱団、ベルリン古楽アカデミー

 

ファイナルコンサート

バッハ「ロ短調ミサ曲」

ノリントン指揮、RIAS室内合唱団、ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン

 

他に別手配で、ゲヴァントハウス管弦楽団、室内楽や器楽のコンサートなどを
お楽しみいただきました。


オールドルフにて バッハフェスティバルのメイン会場、
ライプツィヒの聖トーマス教会


 
ミュールハウゼンのマリエン教会でオルガニストと アイゼナッハのヴァルトブルク城
 
 
 
 アルンシュタット、バッハ教会のバッハ・オルガン